……まあ、今日の件に関して言うならば。
見出す者を表舞台に出そうと思った。その一点に尽きる。
その際に“彼女”の名を出したのは、何か問われた際に理由を付けやすい為だ。
[最初に調べたと言った一人について、まずは口にする。
厳密にはもう一つ理由があったが、それについては触れない]
あの後見出す者の元まで伝わったのかは解らないが……皆の前で名乗り出た様子も無く、私の元にも来なかった。
なので人狼を見つけた事にすれば、流石に出て来ない訳にはいかないだろうと考えた。
[細工師が己の部屋を訪れていた事を、男は知らない。
織子を選んだ理由まで問われるのなら、考えていた事>>3:167をそのまま述べて]
これで良いかね。
[少なくとも嘘を吐く事は無く、それで一応でも納得を貰えたなら一度、口を閉じた]