[そうやって顔を上げたから、図書室の様子が視界に収まる。書架のこちら側に、先程回廊で前を歩いていた人。視界を半分ほど埋める書架の先に、女性が二人]……あれ、何だか賑やかな感じ?[『いつものヤツ』扱いされたこと>>118も気付かずに、軽く首を傾いだ]