そーれ、焼き鳥になっちゃえーーーーーー☆
『待てといっとるだろうがああああああああ!!!
それといい加減まともな呪文を覚えろおおおお!!!!』
[苦労性な鴉の叫びは肝心の少女には届かないのか、めがっさ良い笑顔で狙った鳥に放たれた炎の玉は結構なでかさで。
幸か不幸かそのおかげで他にいた鳥たちは一斉に飛んで逃げていって、残ったのはただ一羽、だったのだが。]
ありゃ。火力足りなかったか。
レアなまんまだ。
『レアとかいうなレアとか。』
[割かし焦げてはいるけれど、ピンピンしてるっぽい鳥を見て、残念そうな顔をした。
主に残念な理由で。]