― 聖堂外 ―[歩き出そうとした所に掛けられた声>>115に、しっかりと頷く。恐らくは、頼まれた荷物はイレーネを外に出さないための物で]わかりました。なるべく早く戻ります。[そう言って、足はイレーネへと向かう。側によって、上を見ないように庇うようにして]ここは寒いから、談話室に行こう?……そこで、教えてあげるから。[何時までも何が起きたかを隠しては置けないだろう。そして、理解できないほど子供ではないはずだ。だから、小さな声でそう言って、中へと促す]