[動けないうちに火の勢いが増した。吊り橋の向こうへ渡る、騒がしい声は、開いた玄関の扉から館の中へと入っていく。扉の前に立ったまま、誰かが来たら、こう言うだろう]案内してくれた人がね。あっちに行ってるのは見たよ。[指差すのは、崖の向こう。火を付けられた吊り橋が落ちるのは、いつだったか。どちらにせよトビーの*目の前で*]