― パソコン室前→パソコン室中 ―
[川島>>94がクラスメイトらしき女の子に説明しているのを聞きながらも、普段言葉を交わしたことのない人がいると緊張する癖はどうしてもぬけなくて。
川島にはとんでもないところを見られたせいで緊張する暇もなかったというのがほんとうのところだった。
こちらを振り返る川島にはうん、と頷きを返し。
諏訪先輩>>97が手招くのを見てちらりと川島>>103に視線をむける。
ちょうど川島もこちらを見たところで視線が合えばこくりと頷き返し]
えっと、おじゃまします……
[小さく呟きながら部屋の中へと入り、適当な椅子の一つに腰を下ろそうとして、友梨>>101のからかいにがたがたっと椅子にぶつかってしまう]
い、いえ、ちがいますよ、そんな、私なんて、そんな。
[あわあわと否定の言葉を紡ぎつつ、川島>>109の否定にはそうそう、あったばかり、と何度も首を縦に振った]