[ややあって現れたのは、カヤを捕まえロミを連れ森を出てくるアーベル>>117]
あぁ、アーベルさん、お久しぶりです。
2人を見つけてくれてありがとうございます。
[安堵した顔と表情でアーベルを見て、深々と頭を下げた。
それから2人へと視線を向け、高さが合うよう傍でしゃがむ]
どうしたのですか、その格好は。
さぁ、早く戻って着替えませんと。
[汚れてしまったロミの頬に手を伸ばし、汚れを少し親指で拭って。
事情を聞く前に教会へ戻ろうと促した。
しかし立ち上がった直後、ついに空が抱えきれなくなった雫を零し始める>>#5]