― 一階 ―俺が興味ない事、とことん避ける主義なの知ってるだろうに。[悪ガキでガキ大将でも、面倒見はよかった方……だと思いたい。年は若干離れているが、互いの位置を理解できないほど付き合いは浅くない。]……ちったぁこっちにもよこせよ?[自嘲めいた言葉を紡いだ青年を気遣わしげに見やって。]……あ?いや、ここ最近、何かにぶつかった覚えはねぇが。[話が見えず、訝しげに首を傾げた。*]