―回想・ヴィクトールと―
[>>101>>102口籠るヴィクトールの様を、唇を叩きつつ、見遣る。
割り切れたのだろうかとは、心の裡だけで言葉には出さず]
――…今日、人狼として殺されるのは…?
さて、誰がどう動くかは分からんが。
私は一人、疑う相手が決まっている。
タチアナやアレクセイが疑われるより先に、私は彼を殺すだろうね。
まあ、誰も動く気が無い様であれば、だが。
なにせ、私以上に人に慣れない奴など珍しい。
[具体的な名前こそ出さないけれども、揺らがぬ声が返る。
ヴィクトールとの話が終われば、また次の部屋へと]