女の子を蹴るつもりとか十分邪気です。
なんてゆってタダの定型文ですけどね。
[くすりと笑って]
魅力的なお誘いなんですけど…。
儀式やお祭でもない時にあんまり奇跡を使うわけにもいかないんですよ。
導師うるさいですし。
[そんなことを言いながら火の鳥の動きを目で追っている。
同時に別方向からの攻撃に僅かに対応が遅れ。
結界があっけなく砕け散り炎に包まれそうになり、慌てて回復魔法を唱えダメージを相殺します。]
もう。羽根に焦げ痕でも残ったらどうするんですかぁっ。
汝の居る場所はこの地にあらず。黄泉の国こそ相応しい。
汝の呪われた魂に救いあれ!
[理不尽な怒りをぶつけつつ、右手を大きく振って呪を紡ぐと太陽のごとき光の球が放たれますが… 退魔呪文が人間にはほとんど効果がないことを忘れているようです。]