―朝/ブリジットの部屋―[音が向かった先に行けば、奥にアーベルの姿とシーツに包まれ紅に染まる何か。――……それがブリジットだと、識ってはいるけれど。そして、手前にはベッティの姿があった。]嗚呼……―――[険を孕むアーベルの蒼とは対照的、静かな紅色が3つを映し、吐息と共に言葉を零す。]自衛団の人、呼んだほうが佳いよね。[くるり、踵を返しかけ、ふっと思い立ったようにまた振り返り]