― 図書室 ―
[手袋を外そうとしているのは動きで判っていた、けれど、気になったのはその体勢>>119で。
煩かったか、と問われて、笑って首を振る]
俺は気にしないけど…なんか大変そうだな、って。
[そうして、ふと、毎年冬に訪れる湯治客の噂を思い出し]
もしかして、湯治に来てる人?
[と尋ねて見る。名前を聞いたこともあるかも知れないけれど、今は思い出せずにいたから。
そうして、他に人がいるのに気付いた様子>>120に手招きして]
気付かれると厄介だぞー
[と、聞こえない程度の声でそう伝えた。
もう気付かれてるとか、そこまでは知らないが]