知識収集目的の捕食、かぁ……。
まぁ、今の状況どうにかしたい、ってのは、あちらの方が強い気もするしねぇ。
そのためにできる事はなんでもやる、ってのは、あって不思議ないわぁ。
生きるために、っていうのは。
何でもできるもんだから、ねぇ……。
[小さく呟いて、目を伏せる。
三層へ向かう者たちについていくかどうかはしばし悩んだものの、結局、動かなかった]
(気ぃしすぎ、とは思うんだけど。
……似すぎなんよねぇ、三層の構造)
[幼い頃に捕らえられていた場所を思い起こさせる三層は、可能な限り近づきたくはない空間。
もっとも、その理由を知る者は今はおらず。
何かを忌避しようとしている様子は、不自然にも見えたやも**]