―個室→翌朝―
[結局部屋に戻ったきり広間に戻ることは無く。
後からライヒアルトが心配して見に来たならベッドに疲れて眠っている姿を見ることができただろう]
んーーー…
[比較的早く目覚めるのは普段の仕事の賜物か。
軽く伸びやストレッチをして、身支度を整えると部屋をでる。
今日はライヒアルトと同じか、少し早いくらいだったかもしれない]
悲鳴?
[聞こえた声は普通ではないことを知らせるもの、外から聞こえた声のほうに向かうと、ギュンターとベアトリーチェ、そのほかにも何名かいただろうか]
ぁ……
[短くもれかけた声を一度口閉じて噛み締め、それからゆっくりとギュンターの方へと近寄ろうとした]