─ 宿泊施設・広間 ─
[団長の話に対する反応は、各自各様。
それを見やる蒼にはどこか冷えた色が宿る。
が、その色は問い>>114が向けられる事で溶けて、消えた]
……あー、うん、そーね。
アレは、ヒトの手で、道具使ってできる傷じゃなかった。
爪でこう、ざくっと、引っ掻いたみたいな感じ。
[心臓の欠落には、触れなかった。
状況は知っておく必要があるだろうけれど、詳細を告げて徒に脅えさせても、と思ったからだが。
直後に上がった叫び声>>111とそれが齎した変化>>115に、言っても届かなかったかも、とか、過ったのはそんな思考]