間違えて入られても困るからな。金目のものなんて無いけど。[ベルナルトの言葉に、そんな風に返して。タチアナがベルナルトの腕に手を伸ばすのを見て、そのベルナルトの反応を見て、くくっと笑みがこぼれた]あぁ。[一緒に行こうというのに頷いて、階段を下りるのは二人より後]