人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


仕立て屋 ユリアン

─ 屋敷の裏 ─

[「ええ……これで、終わりです」>>88というオトフリートの声に振り向くと、
彼は天を仰いでいた。

つられてユリアンも視線を上に向ける。
曇天>>4:23はいつもの冬仕様。
何がオトフリートに終わったことを告げたのだろうと不思議に思い、]

 わかるんですか?

[その問いには苦笑だけが返ってきて、ユリアンはますます首を傾げた。
エーファが落とした銀色の短剣>>115を拾いながら、
この場に駆けつけたとき、なぜかオトフリートがやりきれないといった表情>>88を浮かべていたことも思い出す。

黒猫モリオンを抱え上げ>>116たエーファが、
「……よか、った」と安堵の声をこぼすのを聞き取ると、

これでほんとうに、『場』は終わったのだという実感が押し寄せてきた。]**

(125) 2017/01/22(Sun) 21:25:25

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