―墓地―
おや、あたしかい?
そりゃああたしも女性だけどね……あたしの相手をさせちゃあかわいそうだろう。
[フォルカー>>119の言葉に可笑しげに瞳を瞬かせてくすくすと笑いを零した。
女性をすてているわけではないけれど、世間的には嫁き遅れの年増と言われて当たり前の年齢なうえに、一定の場所にとどまらないのであれば、相手がいないと笑う。
妙な関心をした昔馴染み>>123にはやれ、と肩をすくめるだけで終わらせ。
オトフリートの家の惨状はなんとなく理解したものの、それはそれで娘さんが可哀相かもしれないと思ったのは胸に秘めておいた]
あ、ライヒアルト、注文品は明日でもいいかい?
[話を変えるように、確認の言葉を仕草とともにむける。
いくつか受けた注文やら予定やらを思い返して、大体の時間を計算すれば今日回るより明日のほうが余裕がある。
まあ希望されればいつでも伺うのが商人というものだけれど]