― 広場 ―
おっと失礼。私はヘルムート・ルーデンと言います。
10年前まではこの島で、教会の世話になっていました。
シスターのことは、神父様から手紙で教わっていたもので。
[首を傾げたナターリエに>>117頭を下げて名乗り]
君は教会で暮らしてるのかな?
俺も、昔は神父様のお世話になってたんだ。
[ロミと話す時には、腰を屈めて視線の位置を合わせるようにしながら話した]
そうでしたか。
壁の応急処置は昔もやった覚えがありますね。
カルのところが大丈夫そうなら、神父様を手伝いに行きましょうか。
[立ち上がるとナターリエに微笑み返して、教会のある方へ視線を向けた**]