『艦橋から引き出した分は、脳の補助チップに残しておくから』[同僚に送ろうとして動きが止まった。作ったばかりのそれを即座に消去する]お待たせしました。行きましょう。[丁寧な口調で言いながら端末からコードを抜いた。来ないつもりらしいエリカには、確かめなくていいの?と視線を送って。不思議そうにしながらスティーヴ達についていった。主任の部屋の端末はプロテクトが固そうな予感はしていた**]