画家 カルメン

─ 黒珊瑚亭・食堂 ─

[緩く細まる紅玉>>5:+59に宿る想い、その意はこどもには伝わらない]

怪我、しないもん。
せんせは、心配、しすぎー。

[拗ねたように言い放つ様子は、幼い頃そのものの姿で。
撫でられるのを拒まぬ様子も、当時と変わらない。

島に戻って間もない頃は、男性に触れられるのに過敏になっていた部分もあるから、触れられる前に避ける事もあった。
その後、落ち着いた日々を経て、避けるまでには至らなくなっていたけれど]