さて、次はどうするか。 ……広間のピアノの調子でも見るとするか。[などと呑気に呟きながら階下へと下りて行けば、玄関先に人の気配] あれは……団長殿、か?[自衛団と思しき男たちに指示を出す姿は覚えがある。一先ず声をかける事はなく、団員とのやり取りを見守って。出された指示に敬礼を返した団員たちがその場を離れた所で]