ライヒアルトさん……
[彼も状況を理解したのだろう。手伝うと言う言葉をありがたく受け、遺体を雪の少ない場所へと運ぶ。
遺体の様子を確認し、手を組ませ祈りを捧げる姿はやはり聖職者の物で。
歌い手も少しは救われるだろうかと心の中で思った]
そうだね……ギュンターさんが広間に集まるようにって言っていたし。
指が霜焼けになったら仕事にならないし。
[冗談なのか本気かわからない事を零しながら、促されるまま>>98に屋内へと向かう。
そこでイヴァンが思い出したように声をあげる>>99のに、あぁ、と頷いて]
ユリアンだけ残すわけにも行かないか。
弱ってるところにこんな話は辛いと思うけど……
[そうでなくても、何か思うところがある様子だった。
「頼むね」と声をかけ、ライヒアルトと共に広間へ>>101
もし、これが男の「知っている」ことであったなら、もっと辛い事になるとは思ったけれど]