― 1F配電室への廊下 ―
え……
[窓に特殊加工していないという川島>>120とそれに頷く露島>>124に、驚いたように声を上げ]
えぇ……嘘……だ、だって高峰先輩が力いっぱい箒の柄でなぐったんだよ?
それで割れなかったのに……
[嘘だ、と繰り返しながら、窓で試してみようかという露島につられたように窓へと視線を向ける。
閉まっている窓は、普通の窓ガラスのように見えて]
――そ、そうだね、試したところがたまたま防弾ガラスだったとか、そういうこともあるかも。
[あくまでも信じたくないようだった。
高峰は男子二人の意見になにやら考えたりしているようだけど、桜子はそこまで気を配ることが出来ていない]