─湖畔─
おぉー、あったらだ回避手段もあるっぺなぁ。
勉強さなるっぺ。
『本当に学ぶ気はあるのか?』
[ティティエンの突っ込みはさておき。返されてくる三本の影の刃。それを見て流石に焦りの表情が浮かんだ]
うげ。地壁だら間に合んねべ。
界結我盟友、意我副、護身!
地天壁発動だべよー。
『地天壁と言うな!!』
[リーが発した言葉に突っ込みを入れながらも、盟約龍たるティティエンはその身体を硬化させ、リーを影の刃から護るように前方へと舞う。ブレスを持たぬ代わりの鋼の護りだった]
やっぱ実戦楽しいっぺなー。
[影の刃が一本、ティティエンを擦り抜け脇腹を切り裂いて行ったが、それには構わず楽しそうに笑った]