人狼物語 ─幻夢─

83 血塗れの手


イヴァン

[腹の虫が鳴いた。
聞く者も居ないし仮令誰かが聞いていたとしても
恥じらうような性格でもなかった。
ただ、空腹だと思い出させる音に、一度瞬きをする]

朝、食べそびれたまま来たんだったか。

[どれほど時間が経ったかはわからないが
少なくとも毎朝きっちり食べる派であるイヴァンにとっては
空腹を覚えるには十分な時間だった。
廊下へと続く扉に目を向ける]

(128) 2013/04/28(Sun) 23:38:21

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