―個室―
[エーリッヒが部屋に入ってき………誰?
って、のぁ、やっぱエーリッヒかよ!
てな表情の変化はあったものの、あたいはエーリッヒをもふるとこまできたのさ。
じっと残骸見つめてたら、エーリッヒからどうした言われたら。]
お…マテウスから、もらった、お守り、壊れ、た。
[って残骸指差したんだ。
にしてもきれーに粉砕されたなー…。
普通なことじゃねえ、のは分かるぞ。これが普通なら、同じとこに着けてたハンカチだってこうなんだろうし。ハンカチは無傷で手にくるまってた。
入ってきたハルナには少し固まってたんだけど。
エーリッヒがあたいだって言っちまったから、色々腹きめてあたいは頷いたんだ。]