─ 聖堂 ─
[エルザの零した短い言葉>>113に、天鵞絨は僅かに伏せられる。
頭の奥に走るのは、鈍い痛み。それを振り払うように、緩く首を振った]
……うん。あの人、放っておかない方がいい、っていうのは、同意する。
[苛々と紡ぐミリィ>>115に、そこだけは同意して。
返されたアーベルの言葉>>118に──それよりは、浮かぶ翳りに、きつく眉を寄せた]
……そう、か。
それなら、少し間を置いた方がいいか。
[そこには同意を返して。
カルメンと、アーベルとの間に視線を巡らせて]
……揃いもそろって、一人で全部背負い込みそうな顔してるんで、返って心配になるんだが。
[ため息とともに、口をつくのはこんな呟き。
新たな声が届いた>>125のは、それと前後していたか]