―回想―[真逆二階の窓から抜け出したりするとは思わなかったらしい。自分でも出来ると思ってなど居なかった。其の後何処を如何辿ったのかも憶えていない]『山のお屋敷』『アーヴァイン様を尋ねて』[隠れていた物陰から噂話を聞く。運が良かったのだろうか聞いた名前だ。ならば其処に行けば好い。暗くなるのも構わずに山へと踏み入って・・・・・・]