―回想・村の通り―
[ゲルダからの言葉、感謝の思いも込められたその言葉>>0:182に笑いかけながら]
いや、僕こそゲルダがいてくれて結構助かってるよ。
師匠がいなくなった後も一人にならずに済んでるんだしさ。
[ゲルダの見せる変化が微かなものであっても自分は気付ける。そのつもりでいる。
そこには守りたいと思う気持ちもあったからかもしれない。
そんな風に会話を続けながら歩いているとヘルムートの姿に二人して気付く。
ゲルダと同じく挨拶を返そうとして怪我をしたりしている様子にゲルダが心配する声をかけていた。
すぐに返答は得られて怪我の理由に納得しながら、ゼルギウスに診てもらうよう薦めるゲルダに同意するように]
うん、その方がいいと思うけど。
[それでも断る様子にそれ以上薦める事はゲルダと同じくしなかった。
仲がいいとか、ゲルダがさらりと返す言葉には慣れのせいか違和感を感じることなく受け取っていたので素直に苦笑だけを返していた。
その後ヘルムートが何かインスピレーションを沸かせた様子には邪魔をしないようにとゲルダに頷いて一応の挨拶の言葉をかけてからその場を去った]