─ 聖堂外 ─[カルメンが上を見上げてしまった>>130のは、エーリッヒの言葉に、頼む、と返し視線をそちらへと向けたその時。一瞬の油断が隙を生む]───見るな![声を上げ、上に向いた視線を遮ろうとカルメンの顔の上に右の掌を翳す。けれど、見てしまったならばそれが何であるか、認識するのは時間の問題だろう]