─ ギュンターの私室 ─
[>>129伏せられた瞳にライヒアルトの想いを読み取って、言葉無くその背を見送り。
>>107無茶をする、という声に顔を向けると、オトフリートから広間に行った方がと勧められた。
それに同意を返そうとしたところで、自分が寝起き姿のままだった事を思い出して頬を手で覆い]
…私、一度部屋に戻るわ。
起きてすぐに来ちゃったから、流石に身支度を整えないと。
…そうだ、エーファにお洗濯出来ないかも聞かないとだったわ。
[こんな状況に間の抜けた事とは思うものの、最初の一晩はともかく、二日三日と服を借りるばかりは申し訳なくなってきたから。
ライヒアルトの後で湯を借りるというイヴァンと、厨房に行くというオトフリートに続いて部屋を出ようとして、ふと足を止め]
……他の人達は、今どこにいるのかしら。