― 聖堂 ―[謝るエーリッヒ>>129に、ふるふるっと首を振る]パパは、お仕事してるのね?[怒鳴られたことなど数えるほどしかない。思い出したのは冬の森には連れてけないと言われたのに、こっそり後を追いかけて迷子になりかけた時のこと。あの時はあともう少しで雪に埋もれてしまうところだったから、恐怖と一緒に記憶に刻まれている]お仕事の邪魔は、しちゃいけない、から。[支えてくれるのをぎゅっと掴んだ手はまだ少し震えていたが、涙はなんとか零さずに足を動かした]