―森のどこか―
モンスター退治……確かにこのサイズのヤドカリはそのレベルだなぁ…
[相手の思惑がどうであれ、知らないことを知るのは愉しみではあるので、興味は保たれたまま]
魔法で稼いでるわけじゃないし、な。
そのうち……師匠の跡は継ぐけど。
[口にしたのは、普段の当人を知る者には決して言わない言葉。
そうして、向ける視線に返された言葉に、こてりと首を傾げて]
うん、冒険者なのはわかるけど……
その、カード、さ
[何か、と問いかけて、男がそれを一枚引き出すのに気付いて、
引いたカードを見て、黒猫となにやら話すのに、やはり不思議そうな視線を向けて]