[エルゼの側にいる男性の言葉>>109が聞こえ、びくり身を竦めた。
不安をそのまま射抜く言葉はとても怖くて、ついアーベルに隠れるように寄り添って彼を見ぬように目を伏せ気持ちを落ち着かせようとした所にかけられた声。>>118
ぎこちなく微笑んで、頷こうとしたが上手く出来ただろうか。
ゼルからも話しかけられれば>>119、ようやく少し表情が和らいで。
冗談めかして続けられた言葉には、苦笑が零れた。]
そうね。
エステル先生がこのこと知ったらきっと、飛び込んでくるわね。
[己の執事も同じようなものだろうけれど、そんな風に。]