― 宿泊施設・広間 ―っっ。[続いた質問に大きく息を飲み込む。ゆっくりとカップを戻し、深呼吸]出来るか、じゃなくて。やらなきゃ、なんでしょ。[言いながら立ち上がって再び暖炉の前へ。声の震えを抑えながら、答えを絞り出す]このままみんなやられて終わり、とか。ぐぅ爺ちゃんも救われなさすぎるよ。[続けた声は固かった。マイペースにやってきて丸くなった白猫に>>122そっと手を伸ばす。邪魔はしないよう撫でるだけだったが、震える手では嫌がられただろうか]