―>>107>>108>>110同刻・広間―[出来るだけ息が上がっていたほうがいいだろうか。そう考えて廊下を全力で走る。途中すれ違ったギルバートにアーヴァインさんが、とだけ言ってそのまま広間へ向かった]ア、アーヴァインさんが、大変、なんです!![息切れしながら叫ぶように言い切る。目の前には、小さな子供。セシリアのただならぬ様子に怯えを見せてもいいものだが、子供はなんでもないことのように死体を「捨てる」と言ってのけた>>108]