お嬢様…。[>>124覗き込めば死んだ魚に似たような瞳だなと思ったりもした。流れる涙が流れるままになっていたので、何度かたしなみとして持っていた布で拭いもしたが、止め処なく流れるそれに途中で諦めた。しばらく泣かせるままでいいだろうと、ハンカチは小さな膝の上に乗せる。]お嬢様、すみません少し離れます。お茶持ってきますねー。[そう告げるが反応は薄いだろうか。部屋を出る前振り返りながらも客間を出た。]