[ネロの静かな呟きに、常より平淡な眼差しを向ける。けれど、すぐに笑みとともに、片手を上げ感謝を]おう、ありがとな。少し、急ぐぞ。途中ショートカットするけど、遅れずについて来いよ?[選んだ道は、途中崖を飛び降りるルート。自身の中、ほんの微かに残る青風の「力」を用いて風を起こし、着地の衝撃を弱める。それにネロが喜ぼうとも、エリカが震えようとも、それらを気にするよりは足を進め、施療院の中へと]