は、い。
[訓練の終わりを告げる先生>>127への返事は、思わず呆然とした声になってしまった。
流れるような、舞うような先生の身のこなしに魅入られてしまったのかもしれない。
鬼と戦う、それとは別に。
剣を交えることそのものに心が熱くなっていた。
意思が通じる人間同士でのやり合いだ。
いけない、ぼうっとしかけていた。
頭を軽く振ると少しくらくらする。]
先生、ご指導ありがとうございました。
これからもっと精進できるよう努力します。
[背筋を伸ばし立つと、深く一礼する。
先生の僅かな笑みと言葉もやる気に繋がっていく。
両手が気付かぬうちに震えていた。**]