─回想・夜 酒場─
そう、だな。
こんな、感じか?
ゲルダ。…良いのか?
[仕事道具を持ってきていたので、フーゴーの細工仕事の注文を試しに彫ってみせたりしつつ。
ゲルダが戻ってきたのをみればその手を止めて片付けながら、クロエのことを問いかけ。
大丈夫そうだと言われれば、送っていく、と言って。]
俺も、そろそろ帰る、つもりだった。
一人で帰るより、お前と帰る方が、にぎやかで良い。
[そう言うと、フーゴーに声をかけてゲルダと共に酒場を後にして。
ゲルダを家まで送り届けると、自分も海辺にある自宅まで帰り。
一日の内に色んなことがあり過ぎて疲れ切ったのか、そのまま朝まで横になって。]