[とりあえず、傘は丁寧に畳んで背中に背負い。回収袋はベルトに引っ掛け、周囲を見回す。他の連中はどうしたかなー……というか。最後に使った呪文、誰かに感づかれてないかなー、とか。主にそっちが心配だった。白梟は、そんな様子に呆れたように首をこきゅり。隠しても無駄だろうオーラがにじみ出ているのは、みりゃわかること]