人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


仕立て屋 ユリアン

[顔を上げ、旅人の部屋の扉を見やると、話を続けた。]

 ぼくは怖かったんだ。
 でも、相手も怖かったと思う。
 人狼だったとしても、人間だったとしても。

 最後に彼の力が抜けて、とても安心した表情になったよ。
 何か、とてつもなく重く苦しいものから、やっと開放されたかのような感じで。
 ……ぼくがそう思いたいだけ、なのかもしれない、けれど。

[エーファが何か話すならば、否定せずに頷きつつ歩く。]*

(135) 2017/01/21(Sat) 15:25:15

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