[川島が悩むうちに、響>>133が先に動いていた。がたがたと揺らされる窓が一向に開く様子はなく]別に、鍵とか掛かってないですよね……[その横に立ち、隣の窓を軽く叩いてみる。流石にその程度で割れるとは、川島も思っていなかったが]……なんかこれ、妙に固いような。[そう厚くないはずの硝子から返ったのは、硬質な感触と音]