……そっか。[二人とも疑っていなかった、という言葉>>128に小さく息を吐く。ただ、昨日のやり取りを思えば、何かしらあるのでは、という疑問は拭えないから。廊下へと促されて小さく頷き、それから、ライヒアルトの方を振り返る。泣きそうな揺らぎはほんの一刹那、少年は再び前を向いて部屋を出る]