─ 聖堂 ─[現れた姿は、自分の中では『ひと』という確信のあるひとで、だから、少しだけ気が緩む。奏者が零した疑問にミリィが答え>>129、それに返る声>>130には、眉が寄ったけれど]……いや、そういう問題じゃ……って![ごめんね、と。零された言葉>>131に突っ込み入れるより先、駆け出されて。とっさに伸ばした手は、空を切る。蒼の小鳥が、ピリリ、と鳴いた]