それは……事実舎弟と認識されているのでは。[こと、と首をまた傾ぐ。旅を続けている身、他の妖精のことを聞く機会は少ない][楽しげに笑み、懐かしげに此方を見遣るのに良い記憶なのだろうと、また薄ら、笑む][先程よりは幾分、優しい其れ]…そうか。だから、色々と知っているのだな。輪が、踊った後のものと違う、とか。