─夜/カルメンの部屋─[名を呼ばれ>>129、は、と瞬く。零れた呟きは、半ば無意識だったから]あ……その、なんだ。[は、と。零れ落ちるのは、小さなため息。そに続けようとした言葉は、クロエの問いかけ>>135に破られて]何が……か……。[どう、説明するか悩む間に、自衛団員が訪れクロエをつれてゆく。腕に止まった蒼鷹が、反射行動のよにその後を追った]……いっそ、預けた方がいいか、あいつ。[思わずぼそり]