─ 街中 ─
[折り重なる死体には視線を向けず、目指すのは議事堂。
頭の中では色々と考えを巡らせているが、中々まとまった形にはならない]
まー、考えてどうにかなる相手じゃねーもんなぁ……。
ふつーに、見分ける手段なんてないわけだし。
[そう認識しているからこそ、引っかかるものもあるのだが]
……んー……とりあえず、あの子は外しとく、か。
[別に子供を撃つ事に躊躇いがあるわけではない──というか、知り合いだろうと必要とあれば銃口を向けるのだが。
先の一幕で耳にした言葉は、やはり言うか、引っかかっていて]
っかし、それ以外だと……っとに、当たりもつかねーなー。
[そんな呟きをもらしていた所に聞こえた、声。>>138
振り返り、よ、と言いつつひら、と手を振った]