んー、みたいだね。火炎とか月闇の学科の知り合いにも結構いたよ。
[しみじみ頷く様には、そう言って。
ふいに話題が変わった事に、今度はこっちが逆にきょとん、としたが。]
あ、貰う!おなか空いてたんだよね。
[何となく、意図は読めたので変わった話題に乗った。
こちらも「自分の世界」の事は滅多に自分から口にしない。
あまり口にして、望郷の念に駆られるのは嫌だ、というのが理由の一つだった。
ところで貰った金平糖は美味しかったら、渡した物にちょっと良心が痛んだのだが。]
ドーナッツ屋…?
えーと、向こうの方にそれっぽいのがあったけど。
[少し自信がなさげなのは、ドーナッツの認識が、こちらと相手とで違う可能性がちらりとあったからだったとか。
ともあれ、歩いてきた通りの先のほうを*指差した。*]